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※オーラスの咲さんの和了形を修正しました。
 リーチ棒供託を考慮しとらんかったので、結果を修正しました。


穏乃「絹恵さん、ファイトー!」

誠子「他家はインハイ時の先鋒と大将……厳しい戦いになるかもしれませんね」

セーラ「いや、上重のアホはそんなにでもないやろ……」



以降、萬子を漢数字、筒子を丸付数字、索子を半角数字で表記します。
赤牌は()でくくられます。

第一試合先鋒
東一局

東家:漫
南家:咲
西家:竜華
北家:絹恵

ドラ表示:東

漫「ほいっと」

打:①


咲「………」

五七②③12368西西春秋 西

咲「えいっ」

五七②③12368西西西 春秋 



淡「えい、って……」

憧「なんか可愛いじゃん」



五七②③12368西西西 六7 春秋

咲「リーチ!」

打:③

咲(次順、西をカンして②で嶺上……)


漫「だ、ダブリーですか……」

竜華「や、抜きドラしてるやん」

漫「ああ、そやったっけ」



小蒔「やりましたよ!大成功です!」

宥「うん!」


智葉「惜しいな」

哩「なんが?」

智葉「本来の『花牌の』ルールならば『第一ツモの前に』全員が抜くことになっている」

哩「ほうほう」

智葉「つまり、アレはダブリーだったはずなんだ」



竜華「きたー」スッ

□□□□□□□□□□□□□□ 夏

漫「いや、北じゃないですやん」


咲(あっ、その嶺上牌は……)

竜華「あはっ、そやったそやった」

竜華「じゃ、これいっとこかー」

打:東

絹恵「こんなんわかるわけないし、手なりで行きますわ」

打:②

咲「あっ、ロンです!リーチいっぱ……つは無くて、ドラドラ……5200です」

絹恵「あいたたー」



智葉「花牌には、一発を失効させるさせる力もない。というか、中国麻雀には一発自体が無い」

智葉「が、サンマの抜きドラにはある……」

菫「今回のルール冊子には、花牌抜きの際に両立直、天和、地和、人和、一発の失効とあるな」

哩「抜きドラ扱い、っちゅうのはそういうことか……」

智葉「この局、本来なら宮永はダブリー嶺上ツモドラ2の跳満を和了る気だった」

哩「そう言い切れるっちゅうところが恐ろしかねー」

菫「嶺上牌に他の人も手を付けやすくなる分、嶺上開花は封じたとみていい訳か」

智葉「まあ、とりあえずな」

智葉(だが、それで終わるような気がしないのは……)

智葉「ちなみに、花牌を晒す時の発声は、『はな』もしくは『ファ』だ」

哩「……なあ、辻垣内」

智葉「なんだ」

哩「なんでそんな詳しいん?」

智葉「ん?まぁ、慧宇のやつと花入りで打つ機会があったからな」

哩「………」

菫「………」

哩「お前が行きゃあ良かったんやないん?」

智葉「………」



小蒔「あ!咲ちゃんがあがりました!」

宥「よかった~」

白望「ま、うちの豊音を倒した大将だし……心配はいらないかな」



竜華「なぁなぁ、これ晒す時の発声統一しーへん?」

漫「どういうことです?」

竜華「いや、なんかしまらんやん」

絹恵「そのまま読んだらええんやないですか」

竜華「じゃあそれでー」


東二局
親:咲
ドラ表示:⑦

漫「ドラ開けるとこ間違いそうになりますねー」

竜華「間違ったらチョンボやでー」

咲「……」

打:南


由暉子「それにしても、ベラベラ喋りすぎではありませんか?」

霞「完全にみんなお遊びモードね……」

尭深「………」ズズ



絹恵「………」

一二三八234②⑤⑥西北白 3

打:西


誠子「なんで打役牌なんでしょう」

穏乃「平和狙いとかじゃないですか」

誠子「ああ……」


数順後

二三四八234②④⑤⑥北北 冬

絹恵「ふゆー」

二三四八234②④⑤⑥北北 ③ 冬


セーラ「お、イイとこ引いた」


絹恵「リーチ」

打:八


絹恵の河:西白⑨一7二七八


漫「んー……」

打:北


咲「………」

打:②


竜華「ほい」

打:一


絹恵「………」

二三四234②③④⑤⑥北北 八 冬


セーラ「裏目ったかー」

誠子「まあ、これくらいのことはよくありますよ」


絹恵「あきー」

二三四234②③④⑤⑥北北 ⑧ 秋冬


セーラ「お、これはデカいで」

誠子「他家もベタオリ始めましたね」


絹恵「……ツモ」

二三四234②③④⑤⑥北北 ① 秋冬

絹恵「メンピンツモ……ドラ2で2000-4000」


セーラ「ここで低目かいな」

誠子「十分でしょう」

穏乃「それより、宮永さんの手牌……」


咲「………ふぅ」

四五九九678③③③④⑧⑧


セーラ「④掴んでオリたからこんなやけど」

誠子「二の対子があって、九も暗刻でしたよね」

セーラ「最初の花牌より先に九来てたらカン、カンときて嶺上ツモられてたな」

誠子「愛宕さんの嶺上牌ツモで計画崩れた感じですか」

穏乃「そう考えると、宮永さんに不利なルールなんですかね」

セーラ「さあ、どうやろな……花はほんと誰に行くかわからんからなァ……」

穏乃「そういえば、本来は一人で4つ引くとなんかあるんですか?」

セーラ「あー、なんかドラ8に変わったり、役満扱いになるらしいわ」

穏乃「すごっ!それだけで!?」

セーラ「まぁ、今回はなんもないみたいやけどな。ただ――――――」



東三局
親:竜華
ドラ表示:秋


竜華「お」

漫「げ」

絹恵「やっば」

咲「?」


エイスリン「ワッツ?ドレガドラナノ?」

憩「あんなー、アレは季節全部がダブドラになるんや」

玄「怖いですねー」


竜華「んっふふふー、行くでー?」

竜華「はるー!なつー!」スッ

一三七249①東白發西西 ⑤⑨ 春夏

漫「なっ!?」


菫「親満確定か……」

哩「これ見よがしなドヤ顔ばりむかつくっちゃけど」

智葉「だが……手牌、補填しても5向聴じゃないか」


―――――――18順後

竜華「ノーテン」

絹恵「ノーテン」

漫「ノーテン」

咲「ノーテン」


はやり「余計な警戒を招く結果になってしまいましたねー」

恒子「ツモ運も非常に悪かったように見えます!」


東四局
親:絹恵
ドラ表示:(⑤)


絹恵「さて、親番……」

絹恵(せっかくインフレ気味ルールなんやし、できれば稼いでおきたい……)

二二二三七①⑥⑥⑦2567白

打:①


漫(東場はええとこなしやなったな)

打:北


咲(今日まだ1回もカンしてないよ……)

打:2


竜華(げー、今頃良い牌姿)

三四七八九33④⑥⑨西發發 北

打:西


咲「ポン!」

□□□□□□□□□□□ 西西西

打:北


竜華(もう自風死んだ……って、ナイスポン!)

三四七八九33④⑥⑨北發發 發

打:北


絹恵(よしよし……)

二二二三七⑥⑥⑦2567白 3

打:白


漫(宮永の西ポン……?一発消しに置いとこうかと思ったけど)

漫「夏!」

漫(嶺上牌は五か……)

□□□□□□□□□□□□□□ 夏

打:東


咲(あっ……)


―――――――数順後


三四七八九33④⑥⑨發發發 ⑤ 冬

竜華「リーチや!」


絹恵(テンパったけど、うーん……両面シャボ?ドラ切って両面?)

二二二三四⑥⑥⑦23567 4 春秋


竜華の河:西北①八中一⑨④


絹恵(安全策ー)

打:⑦


漫(ベタオリベタオリっとー)

打:中


咲「………」

打:④


竜華「げ」

三四七八九33④⑤⑥發發發 ⑥ 冬

打:⑥


絹恵「それ、ロンです。タンヤオドラ5で親ッ跳ねいただきますわ」

竜華「あうぅ……」


菫「手痛いな」

智葉「まあ、ルール的に仕方ないだろう」



穏乃「おお、また絹恵さんがやりましたよ!」

セーラ「やったな!」

誠子「このまま南場も押し切って欲しいですね」



南三局
親:竜華
ドラ表示:九


一二三四六九456④⑤⑦北 五

漫(どうしてくれようかなー、って感じな配牌やな)

打:北


咲「ポン」

□□□□□□□□□□□ 北北北

打:一


竜華(役鳴きドラ切りとか、勘弁してやー)

打:⑨


絹恵「……」

打:8


一二三四五六九456④⑤⑦ 七

漫(どうしようこれ)

打:⑦


咲「チー」

打:⑥

漫「は?」

咲「えっ……どうかしましたか」

漫「いやいや……なんでもない」


竜華(まぁ、驚くんもわからんでもない)トン

絹恵(宮永のチーなんて、初めて見るわ……)トン


一二三四五六七九456④⑤ 春

漫「………春!」スッ


一二三四五六七九456④⑤ 2  春

漫「そううまくはいかんか……」

打:2


咲「夏」スッ

咲「ツモ……自風ドラ1で500-1000」

二三四1399 2 ⑤⑥⑦北北北


恒子「でましたーッ!宮永選手の伝家の宝刀嶺上ツモ!」

はやり「相変わらずすっごいねー☆」



南四局
親:絹恵
ドラ表示:七


漫(さて、オーラスやけど……)

漫(現在+3000で2位。普段のうちの成績と比べると全然いいほうか)

打:1

咲「チー!」

□□□□□□□□□□□ 123

打:九


竜華(また、チー……どうなってんの?)

打:東


絹恵(なんか気持ち悪いなぁ)

打:①


―――――――5順後

竜華「……」

打:8

咲「カン!」


絹恵(大明槓?)

竜華(しまっ―――――)


咲「……切りましたよ?」

打:三


竜華「あ、うん」

打:2


絹恵(あがらんのかい……)

打:東


漫(しかも嶺上牌ツモ切り?)


咲「春、夏」スッ



咲「ツモっ!西ドラドラの40符3翻……1300-2600」

四五六 七四 春夏8888西西西123



恒子「試合しゅーりょー!」


漫「んなっ」

絹恵「またかいな……」

竜華「あちゃー、負けてもうたかー」



はやり「ふぅん、なるほどなるほどー」

恒子「どうしたんですか瑞原プロ?」

はやり(副露速攻からの、花牌で嶺上牌ツモあがり)

はやり(まるで高い峰の上に咲く一輪の花じゃなくて、小高い丘一面の花畑)

はやり(宮永咲の新スタイル、ってとこかな――――☆)


はやり「もっとも、花牌入り麻雀なんかこの先何度もやる機会はないだろうけどね……」

恒子「はい?」

はやり「ううん、なんでもないよ☆それより、次の半荘行ってみよう!」

恒子「そうですね!それではルーレットすったーと!」


バン

【東場両翻縛り】


恒子「でましたーっ!第一試合次鋒戦の追加ルールは東場両翻縛りーっ!」



穏乃「とんばりゃんはんしばり……?」

セーラ「見たまんまやな」


ガチャ

絹恵「ただいま戻ったでー」

穏乃「あ、お帰りなさい!」

誠子「トップ通過、おめでとう」

絹恵「いやー、運良かったわー」

セーラ「よくやったで!」

絹恵「それで、次鋒戦はどうするん?」

誠子「このルール、わたしは遠慮したいかな……」

セーラ「まあ、手作りを迫られるからな。副露派は辛いやろ」

穏乃「そっか、必然的に長期戦ってわけですね!それなら私が行ってきます!」

セーラ「よく繋がりがわからんけど、まぁそこまで言うんやったら頑張って来い」

誠子「気を付けてな」

絹恵「ファイトやでー」

穏乃「はい!行ってきます!」



尭深「わたしの出番ですね……」

漫「お、渋谷さんが行くんか」

尭深「はい、流局が増えることもあると思うので……」

霞「そうね、じゃあお願いしようかしら」

由暉子「行ってらっしゃいませ」


竜華「いやー、面目ない」

菫「心配するな、人選ミスだ」

竜華「えっ!?それどういうこと?」

哩「気にせんどき」

智葉「次鋒はどうする?」

菫「私が行く」

智葉「いいのか?」

菫「何がだ」

智葉「まあ、長期戦が予想されるからお前が役に立たない事は無いだろうが……」

竜華「狙うのに手が安くなることが多いから、リャンハン縛り大丈夫なん?」

菫「………」

哩「そんなら、もう私が行くけんね」

竜華「行ってらっしゃーい」

菫「………」

竜華「座ったら?」



咲「ただいま戻りました」

宥「おかえりぃ~」

小蒔「見てましたよ咲さん!大活躍でしたね」

咲「ううん、全然稼げなかったよ」

白望「大きな親かぶりが2回もあったし、仕方ない……」

小蒔「ところで、次は誰が行きますか?」

白望「次はわたしが行こうかな」

宥「頑張ってね」

白望「………」

咲「どうしたんですか?」

白望「ダルいから対局室までおんぶして……」

小蒔「自分で歩かなきゃだめですよ!」

咲(というか、シロさんを運べる人間がこの中に居ない気がする……)


東家:哩  (86300)
南家:尭深(101700)
西家:白望(100000)
北家:穏乃(112000)


哩「お手柔らかに」

尭深「………」ペコリ

白望「ま、適当によろしく……」

穏乃「よろしくお願いします!」


はやり「はやりんカップ第一試合次鋒戦、開始☆」



淡「ところで、わたしたちの試合まで4時間以上あるんだよねー?」

憧「まぁ、そうね」

淡「ゲーセンでもいかない?」

憧「アンタにしては悪くない提案ね」


姫子「なんをバカなこと言いよっと!」ペチコン

憧「きゅっ!」
淡「きゅっ!」

豊音(ゲームセンター、ちょっと行ってみたいかなー、とかとかー)




先鋒戦収支結果
1-1



咲さんかわいい!
変なところがあったら教えてくだしあ