車井百花って誰だよオリキャラか?という方へ


穏乃「明後日はクリスマスかー」

穏乃「みんなの都合で部のクリスマスパーティは早めにやっちゃったけど、やっぱりクリスマス当日に予定が無いのは寂しいよなぁ」

穏乃「あ、憧のねーちゃんが居る」


穏乃「こんにちは、望さん」

望「ああ、穏乃ちゃんじゃない」

穏乃「お久しぶりです」

望「憧ならうちにいるよ? まったく、退屈そうにしてくれちゃって」

望「少しは家のことも手伝ってくれればいいのにね?」

穏乃「あはは、そうですね」


穏乃(そうか、憧は暇なんだ……)

穏乃(クリスマスの夜は憧を誘ってみようかな?)


穏乃「望さんは、年末に向けて忙しそうですね」

望「全くね。初詣の時期くらいは憧にも手伝わせないといけないわね」

望「はぁ~あ、私もせっかくのクリスマス、素敵なデートと洒落込みたいものね」

穏乃「やっぱり、クリスマスに遊ぶのって特別なことなんですかね」

望「まあ、そうね。当然、普段はしないようなことをしてみたいと思うけど」

穏乃「ふーん……やっぱりわたしにはまだ難しいかなあ……」

望「あら、誰かを誘う予定があるの?」

穏乃「いやいや!ただちょっと考えてみただけですよ!」

望「残念。退屈しのぎに恋バナが聴けるかと思ったのに」

穏乃「もー!そんなのわたしとは無縁ですよ」

望「そうかな……まぁ、暇なんだったら、うちの手伝いをして行ってくれてもいいわよ?」

穏乃「いえ、今日はちょっと……失礼します!」

望「あら、やっぱり何かあるんじゃない」

穏乃「からかわないでくださいよー!」

 


 


穏乃「さて、憧を誘うのは何となく決まったけど……」

穏乃「憧が喜びそうなプランなんてわたしには思い浮かばないなー」

穏乃「っていうか……」


穏乃「財布の中に300円しか入ってないよ……」

穏乃「これでいつもの流れだと、山とか川に行くんだけどな」


穏乃「こんな時期じゃ、ちょっと憧には危ないよね」

 


穏乃「よーし、とりあえず誰かのところへ行って聞いてみよう!」

 

 

―――――――松実館

ガラッ

穏乃「すいませーん」

宥「あ、い、いらっしゃいませ!」


宥「……あ、穏乃ちゃんかあ」

穏乃「宥さんが受付に立ってる……」

穏乃(よく扉を開け閉めするから、結構寒いところなのに)

穏乃(それだけ忙しいのかな?)


プルルルルル

宥「あ、ありがとうございます!松実館です」


玄「あわわわわわ、忙しい忙しい」

穏乃(玄さんはわたしに気付きもせずに走って行っちゃった)

穏乃(これはのんびり話をする暇なんかなさそうだね)


穏乃「ま、また来まーす……」

 

 

穏乃「うーん、松実館はダメか……」

穏乃「じゃあ、次はあそこだね」

 


―――――――鷺森レーン


穏乃「こんにち……うわっ」

灼「!」

 

灼「穏乃、いいところに」

穏乃「な、なんですか?すごいお客さんの数ですね……」

灼「これ!早く着て!」

穏乃「え、エプロン……?」

灼「見ての通りの大混雑!暇だったらちょっと手伝ってほし」

穏乃「え、えええええええええええええ!?」

 

 


灼「お疲れ様」

穏乃「あ、はい……」

灼「突然手伝わせちゃってごめん」

穏乃「ボウリング場の仕事って、結構大変なんですね」

灼「まぁ、普段はそんなに忙しいわけでもな……」

灼「あ、そうだ」パサ

穏乃「何ですか?」

灼「お礼」

穏乃「そんな、たった2時間くらいじゃないですか」

灼「まぁ、黙って受け取って欲し……」

灼「客足も落ち着いたけど、わたしはまだ仕事あるから……」

穏乃「はい!失礼します!」

灼「こちらこそありがと……」

 

 

穏乃「封筒の中には樋口さんが入っていた」

穏乃「ちょっと悪い気もするなー」

 

穏乃「って、全くプラン考えられてなーい!!!」


穏乃「はぁ、とりあえずコンビニでも行こうかな……」

 

 

穏乃「ちょーてんまであとーひといきー♪」

穏乃「ん……?晩成の制服だ」

穏乃「あれは確か……憧の友達の友達だ」

穏乃(つまりほとんど知らない人!)

百花「あ、阿知賀の大将……」

穏乃「こ、こんにちは。高鴨穏乃です」ペコリン

百花「えっと、車井百花です」

穏乃「…………」

穏乃(うーん、もうほかにあてはないし……この人に聞いてみるのもいいかも!)

百花(つい話しかけちゃったけど話題が無いよ……)

百花「そ、それじゃ」

穏乃「待ってください!」

百花「は、はい?」

穏乃「あの、もし良ければクリスマスに友達と遊ぶプランを考えてもらえないでしょうか!?」

穏乃「よろしくお願いします!」

百花「え、ええー?」




百花「すばらっ!!」

穏乃「す、すばら?」

穏乃(すばらって福岡の先鋒の人が言ってたやつか……流行ってるのかな?)

百花「話は分かりました!」

百花「百合女子として、あなたを全力でサポートします」

穏乃「ゆ、百合女子?」

百花「はい、女の子同士の行き過ぎた友情を愛でるもの、それが百合女子」

穏乃「なんだかよくわかんないけど……協力してくれるなら、それで」

百花「大船に乗った気でいてくださいねー!!」ブンブン

穏乃(急に元気になったよこの人……)


百花「まずぜったい外せないのは、素敵なお店でのディナーだよね!」

穏乃「ふーん、そうなんだ」

百花「まあ、最近はファミレスもガチな商策を用意してるから、それでもいいけど」

穏乃「学生だしね」

百花「ここは私が特別に私が利用しようと思っていた隠れ家的お店の予約権を差し上げちゃいます!」

穏乃「え、いいの?」

百花「はい……私にはもう必要ないモノですから……」ホロリ

穏乃(な、なんだか突っ込むと長くなりそうな気がする……)

百花「そう、あれは2週間前……」

穏乃(突っ込まなくてもダメなやつだったー!)



―――――――晩成高校 麻雀部部室


やえ「さ、鷺森さん……24日の夜空いてる?」


やえ「違うな……」

やえ「ふん!どうせあんたヒマなんでしょ。わたしが24日の夜相手してあげてもいいわ!」


やえ「ちょっと上から目線過ぎるか……」


百花(先輩……良さげなお店の予約を私が取っておきました、誘い文句が決まったら後のサポートはお任せください……!)グッ

ガチャ

由華「先輩!」

やえ「ん?何だ巽か」

由華「24日の夜、インハイレギュラーでクリスマスパーティをすることになったんです!」

由華「予定がお決まりで無ければ、来ていただけませんか?」

やえ「そ、そうか……まぁ、予定は今のところない」

やえ(良く考えてみれば、鷺森のやつも既に予定があるかもしれないしな……)

やえ(まぁ、クリスマスでなくとも初詣にでも誘えばいいか)

由華「良かった!じゃあ、参加ですね!」

やえ「あ、ああ」


百花(そ、そんなー!)






百花「という訳なんです」

穏乃「は、はぁ……」

穏乃「それで、次は?」

百花「次!クリスマスといえば何といってもイルミネーションですね!これは鉄板です!」

穏乃「なるほど……」

百花「普段の落ち着いた夜景もいいですけど、クリスマスの電飾の賑わいは最高です!」

穏乃「……でも、この辺にイルミネーションをしてる所なんて無いですよね?」

百花「」

百花「い、田舎だからね……」

穏乃「そうだよね……帰り道、真っ暗だもん」

百花「まあその辺は努力でどうにか頑張ってください!」

穏乃「う、うん」

百花「最後は綺麗なイルミネーションの前でそっとプレゼントを……!」キラキラ

穏乃「イルミネーション無いけどね」

百花「もー!せっかく浸ってるんですから邪魔しないでください!」

穏乃「ご、ごめんなさい」

百花「……こほん、話がそれました。プレゼントは……気持ちですから、あんまり考えすぎないほうがいいと思います」

百花「だいたいこんな感じですかね?あまりお役にたてなくてごめんなさい」

穏乃「いえ、一人で悩んでるよりいい案が浮かびました。ありがとうございます」

百花「それだったらよかったんですけど」

百花「お店のほうには電話しておきますね。あと、これお店までの地図です」

穏乃「あ、阿知賀から遠くないんですね」

百花「元は阿知賀の部長さんのために用意したものですからね……」

穏乃「何から何までありがとうございます!」

百花「頑張ってくださいね!そして、結末を私に聞かせてください!」

百花「ハァハァしながら待ってます……!」

穏乃「は、はい……」

穏乃(ちょっと変だけどいい人だった!)




―――――――12月24日午後7時12分


穏乃「あこー!おまたせー!」

憧「もう、呼んどいてなんでそっちが遅れてくるのよ!」

憧「ていうか、なんでうちの方向から走ってくるわけ?」

穏乃「えへへへ、ちょっとね……」

憧「まぁいいわ。シズからクリスマスに誘ってくれるなんて思ってなかったし」

穏乃「うん、予約しておいたお店、この近くだからいこ!」

憧「へー、予約するようなお店に行くんだ」

穏乃「まぁね、せっかくのクリスマスだし」




憧「ふんふむ……いい感じのお店ね」

憧「ずっと前に通りかかって気にはなってたけど、まさかこんな形で来ることになるなんてね」

憧(まぁ、おおかた玄あたりの入れ知恵でしょうけど。わざわざお店を探してくれるなんてちょっと嬉しいな)

穏乃「気に入ってくれたんならよかったよ」

憧「で、この後のプランは考えてあるの?山になんか行かないわよ」

穏乃「話すのは食べながらでもいいんじゃない?」

憧「……ま、そうね」



憧「あー、おいしかった!」

穏乃「そうだねー」

憧「……で、イルミネーションを見る?そんなものどこで見るのよ」

穏乃「大丈夫大丈夫ー」

穏乃「あ、ちょっと待ってて」

憧「んー?いいけど、何するの」

穏乃「ちょっとねー」



憧「……で、結局ここまで大人しくついてきたわけだけど」

憧「ここ、ウチの神社じゃないの」

穏乃「まぁまぁ、いいから石段あがって!」

憧「はいはい」

憧「って、なんだこりゃ」

憧(石段の両脇にキャンドル……?)


穏乃「はい、とうちゃーく」

憧「………!!」


憧「す、すご……」

穏乃「へへーん、カラーキャンドルいっぱい並べて地面にクリスマスツリーとか作っちゃった」

穏乃「どう?すごいでしょ」

憧「……うん、とっても綺麗ね」

穏乃「望さんにも並べるの手伝ってもらったんだよ」

憧「それで、ウチのほうから走ってきたわけね……」

穏乃「あり、ばれちゃった?」

穏乃「んで、プレゼント!」

憧「……たい焼き?」

穏乃「そ!ここのたい焼き好きだろ?憧」

穏乃「昔っから冬になるとここでよく食べてたよなー」

憧「そんなこともあったわね」

憧「覚えててくれたんだね……シズ」

穏乃「あはは……クリスマスプレゼントにたい焼きってのもどうかと思ってたけど」

穏乃「カラーキャンドルって高いんだなー!ただのロウソクなのにな」

憧「バカね……」

憧「シズと一緒に居られるんだったら、別にプレゼントなんてなくたっていいわよ」

穏乃「そう?じゃあこれは全部貰っちゃうね」

憧「な……食べないなんて言ってないでしょ!?」

穏乃「素直じゃないなー憧は」

憧「はいはい」

憧「ま、シズにしては頑張ったほうだけど……今日のクリスマス、60点てとこかしら?」

穏乃「えー?相当頑張ったんだけどなー」

憧「合格点には足りないから……初詣の時も、よろしくね!」

穏乃(ダメだししてる割に、憧めっちゃ楽しそう)

穏乃「……おう、まかせとけ!」




カン!



 

 

 

 



車井百花とは


この子(左)である。(たぶん)
2
晩成高校の生徒で初瀬の友達。
1年生。憧ちゃんとはたぶん友達ではない。

シズにぺこりんしてた子。
5
「ももか」じゃなくて「ひゃっか」なんだね……

んん……?


3
「ぺこりん」……?
4


「花」……?

 


百花「嶺上開花?」

やえ「ああ。高い山の上で花が咲く、って意味なのさ」

百花「花?……おんなじです!私の名前と!」




車 井 百 花 嶺 上 使 い 説 浮 上

 

 

 

ひゃっかそー。

 



※この記事は書け麻記事です!