さて、ここまで長らくお付き合いいただきありがとうございました。

最後はまあ、ネタ記事なんですがこれは中国麻将の大会における勝敗決定方式を取り扱うものです。


個人的には「戦犯」ってワード好かないのですが、これが一番伝わりやすいかなあと思ったので。

咲世界のインターハイでは点数引継ぎの5人リレーで、大将戦終了時に持ち点の多い順に順位が決定します。

中国麻将では、一荘終了時に自身の順位に応じた標準分(順位点)がもらえ、実際の点数収支の多さは関係ありません。


1位の標準分は、対局の参加者人数に等しく、2位以下は対局の参加者人数から自身の順位数を引いた数に等しい、と定められています。


要するに
1位:4ポイント
2位:2ポイント
3位:1ポイント
4位:0ポイント

を獲得するわけです。


さて、これを元に長野県予選決勝、Bブロック2回戦、Aブロック準決勝の勝敗を決定するとどうなるか……

そんなネタ記事です。



今回の記事は「45927」さん(で、いいのかな?)の情報を利用するものです。
本当にありがとうございます。事後報告で大変失礼なんですが、問題があったらおっしゃってください。




まずは長野決勝から。

chun-nagano1

点数は関係なく勝ちは勝ち。そういうルールの下で戦うとこうなります。
順当に龍門渕優勝。

次鋒戦が不明瞭なのですが、全体を通してまこが不発だったそうなので
このルールでの清澄優勝はなかったと思います。

でも、なんか抜けてるともやもやしますね。

半荘2回は一荘1回におおむね等しいので、せっかくですから一荘戦だったことにして結果を見てみましょう。


chun-nagano2


このように同点の場合にのみ、獲得した点棒で決着をつけます。
(中麻は帳簿に書くので点棒使わないのですが)

これだと得点の多い清澄優勝。
このルールの利点として、大将が1位である必要がないため、池田は無理をしてトップを狙う必要がなくなり、
不用意な振込みを減らすことが可能になるのでもう少し戦えてたかな、と思います。
(ただ、今回の例では順位点的にも池田は結局トップを狙わざるを得ません)
逆に欠点としては、大将戦以前で勝負が完全に決まってしまうことがある事です。


点棒200000点分の差がついていたとして、それを大将ひとりで逆転する可能性は確かにゼロではありません。
が、順位点が5点開いてしまっていたとしたら。
大将が闘いを挑む意味は、どこにもないのです。

ドラマティックな逆転を演出することができるのは、やはり点棒制なのかも。


つづいて全国2回戦。

chun-b1


永水と清澄抜け。とりあえず全力でトップ~2位を狙うことの重要性がわかります。
このルールだと「みんなで」って感じはあまりしなくなりますが、
序盤で圧倒的な点差がつくことによる士気の低下や、プレッシャーは緩和できそうです。



これも次鋒戦が不明瞭でもやもやするので一荘にまとめちゃえ。

chun-b2


やっぱり永水がナンバーワン!

点差的にちょっとでひっくり返りそうな副将戦がポイントですね。
絹ちゃんがあと2300点稼げていれば姫松が準決勝進出できていました。




最後は阿知賀準決勝。

chun-achiga1

このルールだと、宥ねえが絶対的ヒーローですね。てるーは普通にすごい。
あと、哩姫もがんばりすぎ。

新道寺と阿知賀決勝進出です。

所持点数は関係なくなるので……照の頑張りは割と無駄に……



せっかくなので、こちらも一荘戦で。

chun-achiga2


こちらも阿知賀・新道寺。もっとも、点数が関係ないルールだったら
白糸台も照以外みんなマイナスの展開になるのは避けられたかも。



さて、今日のは本当に山なしオチなし意味なしの三拍子そろった検証でしたね。


今回のシリーズを通して、少しは中麻に興味を持っていただけたらいいなあと思います。

そして、少しでもハオちゃんのイラストやSSが増えたらいいなあと思います。


おわり。